TV会議のマイクってどんなの?|個人か複数人かで選び方が異なる

2021年12月2日

TV会議とはインターネットを利用し、遠くにいる人と映像や音声でコミュニケーションを取るという会議のことを言います。誰でも簡単に会議ができることが大きなメリットであり、専用の機材などは必要ありません。きちんと相手に会話を伝えたいという場合、マイクの選び方もポイントとなります。

TV会議で必要な製品

TV会議を行う場合、相手とのコミュニケーションを取る上でマイクが必要となります。値段の安いものでもTV会議はできますが、ノイズが入ってしまったり、上手く声を拾えなかったりすることもあります。一口にマイクといってもいろいろあるため、どれを選んだら良いのか分からないという人もいるでしょう。さまざまなメーカーの商品が販売されていますし、きちんとした選び方を知っておくことが大切です。
TV会議に参加する場合、人数に合わせて製品を選んでみるのがおすすめです。個人なのか複数人なのかによって最適な種類が変わってくるため、事前に人数を確認しておきましょう。TV会議に1人で参加する場合、スピーカータイプよりも音質の優れたヘッドセットタイプが向いています。こちらはヘッドホンやイヤホンとマイクが一体になっているタイプです。そのため相手の声が聞き取りやすくなりますし、自身の声も相手にしっかり届けやすくなるのです。また、ヘッドセットタイプは耳にぴったりフィットするものが多く、TV会議に集中したい場合にもおすすめです。

TV会議に参加する人数に合わせる

TV会議に参加する人が少人数の場合、1つの方向からの声をクリアに届けてくれる製品がおすすめです。全指向性タイプと比べて音を拾える範囲は狭いですが、小人数であれば十分な機能であると言えるでしょう。単一指向性タイプは全指向性や双方向性のものと比べ、比較的値段が安いので初心者でも購入しやすいというメリットがあります。
10人以上などTV会議に参加する人数が多い場合、全員の声をきちんと拾ってくれるものがおすすめです。単一指向性タイプだと全ての音をきちんと拾えないことが多いため、複数連結可能なマイクを選ぶようにしましょう。集音範囲が広いマイクなら1つだけでもある程度声を拾えますが、複数人で参加する時は声を拾い切れないことがあるのです。2つ以上の製品を連結できる製品なら、より広い範囲の声を拾うことができるでしょう。また、会議に参加する人数が多い時には、広範囲の音を拾える全指向性タイプもおすすめです。全指向性タイプだと値段は高くなりますが、スムーズに会議を進めたい場合に最適です。

TV会議でしっかり声を届ける

TV会議用のマイクを選ぶ場合、集音できる範囲をチェックすることも重要です。人数が少ない時はマイクまでの距離は近くなりますが、会議に参加する人が多いと距離が遠くなってしまうこともあるのです。それによって離れている人の声が拾いにくくなってしまうことがあります。話している人の声をしっかり拾いたいという場合、集音範囲が広い製品を選ぶことポイントです。1人で使う場合は集音範囲が3メートル程度のものが良いですが、人数が多い場合は8メートル以上あるものにすると良いでしょう。集音範囲は対応人数として表示されていることが多いため、選ぶ時にはきちんと確認しておくべきです。
TV会議で使うマイクを選ぶ場合、相手に声をしっかり届けられるかどうかが重要です。音を綺麗にしてくれる機能として、ノイズキャンセリング機能やエコーキャンセリング機能といったものがあります。ノイズキャンセリング機能は周りの騒音を消す機能であり、相手に与える不快感を軽減します。エコーキャンセリング機能はスピーカーの音を拾わなくなる機能であり、気になるスピーカーの音を防げることがメリットです。

TV会議に参加する時にはマイクが必要となりますが、連結できるタイプやヘッドセットタイプなどいろいろな種類の製品が販売されています。製品の特長を比較することはもちろん、会議に参加する人数に合わせて選んでいきましょう。